増田さんがころんだ

はてな匿名ダイアリーの不人気エントリコレクションでした

■会社をズル休みした

■会社をズル休みした

っていうエントリーを見かけたので私も一つ。

若い頃過去に一回だけやったことある。

 

 

仕事に明け暮れていた当時。

元カレが忘れられないまま今カレと何となく平穏な日々。

不満はないけど。

満足?かはよくわかんない。そんなOL時代。

 

当時ケータイで国内線予約が出来るようになったばかりの頃で。

 

仕事帰り、電車でケータイでニュースサイト流し見

「へー、こんなサービスが。」

「飛行機予約できるようになったのか、便利だなー」

「あー 南の島行きたいな」

なんつって見てて、

 

空席なんかも何となく見ちゃって、

 

…。

「思いっきり遠くがいいな」

「聞いた事ない島とか、、」

 

 

久米島ってどこだろ?

 

って、とっても遠そうで、

でも羽田からの季節限定?直行便があるって知って

むちゃくちゃ行きたくなって、

とにかく今の現実全部放り出して逃げたくなって、

 

なんだか突然元カレに無性に会いたくなったりして、

 

「明日会社サボって久米島いかない?」なんてメール。

 

それなりの一流企業に入って、

お決まりの地方勤務が待っていて、

遠距離になって、お互いそれなりに気になる人ができたりして、

なんとなく別れてしまった人。

あたしが初めて知った男の人。

 

「いいよ」

 

もう即効予約。プロパーだからさ、二人で15万くらいした記憶。往復で。1泊2日。

 

とりあえず水着持って。

 

朝一で羽田。

 

ちゃんと来たんだ、彼も。

やるねえ、とか何とか言われた気が。

久々に会って、何か生き返ったみたいな気持ちになって。

楽しかったいつもの感じのようでほっとしたりて。

なんか、帰ってきた気がして。

 

会社には「おなかが痛くて…」ってしおらしく電話。

 

 

一路南へ。

 

着いてからは、朧げだけど、見所片っ端から。

実際あんま行くとこないし。

タクシーチャーターして、眺めのいいとこいったり。

海で泳いだり。

 

 

夕べの浜は、音がなくて。

 

波もなくて。

 

夜の帳が下りるあの美しい色。

 

海も空になる。

 

彼がシルエットだけになって。すごくきれいで。

 

当時私はフィルム一眼レフ、沢山撮ったな。

色々写真は捨てたけど、これはとってあったはず。

 

 

ホテルも適当にとったんだけど

ガウディちっくな不思議な白壁コンクリート造のホテルだったの覚えてる。

なんていうか、ぐにゃぐにゃした形の不思議なところ。

この時の気分にぴったりの、変なところ。

 

 

夜は…ええ、燃えました…

 

この体じゃなきゃだめって思った。

  

お互い相手がいるのにさ。

やっぱさ、初めての人って相性よくなるよね?

それで覚えてしまうとさ。いろいろ。

 

 

そんな夢のようなほんとの話。

邦画の蒼い青春映画みたいだけどほんとの話。

 

休み明けはけろっと出勤。

休み前に一日休んだんだよね確か。

  

今となっては朧げだし、夢なんじゃないかって思うくらいふわふわした思い出。

 

 

後にも先にも、嘘ついてずる休み、社会に出てただこれだけ。  

 

 

 

彼は結局航空券代踏み倒したなー。

そういう男だったんだけどね。

結局地方でできちゃった婚

でもしばらくして別れるとか別れないとか。やってて。

もうずいぶんと会ってないから知らない。

 

 

私は

そんなここに出てくる彼達とはまた別に恋愛して

なんとなく結婚して

それとなく平穏。

 

 

だ け ど

  

うーん、そろそろ一度飛んで行ってしまいたいなあ 何故だろ

 

http://anond.hatelabo.jp/20140225234023

 

 

 

ポエムポエムポエムー!

島での夕暮れのくだり、極寒です。

恋愛語りも激寒です。

しかもババアが書いたと思うと震えが止まらない。

 

http://anond.hatelabo.jp/20140226102209

 

 

 

「妻がどこかに飛んでいきそうで不安です」って小町に書かれるぞ。

 

http://anond.hatelabo.jp/20140226112038

 

 

元増田も面白いけど、トラバの拒否感も面白い。