■15cmしかない
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勃起サイズが15cmしかなくて辛い。
なんで15cmってこんなに小さく見えるんだろう。
もう5cmほしい。
でも1mぐらい長くてもいいかもしれない。結局男は射精さえできればそれでいいのだから、1m20cmのモノで悶える女を若干遠目に見て腰を振るというのも乙なものかもしれない。
いや、いっそ某漫画みたいに伸縮自在で最大13kmまで伸びればいいんじゃないだろうか。狙ったあの子のおしりへ「13kmや。」とか言いながらどん!ってナニを突きつけて女の子に「なん…だと…?」とか言わせてみるのも粋だと思う。
そうするとなんとなく長くなったそれ同士を手に取って手近な男とバトルをするようになるんじゃなかろうか。それとそれをぶつけて鎬を削り、顔を近づけて側には吹き出しにセリフが入る。ここまで近いと相手のアレを舐めることだってできる。カジュアルに。互いに互いを高めることが容易になる。
ということは、おそらく腰に差して歩くようになるだろう。常に鍛え、硬くしておき、いつでも抜けるようにすることがステータスになるのではないか。いや、もしかすると今のように股倉に隠しておきながら、いざとなれば無防備を装っておいて、たちまち13kmにできるようにしておくのが公共によいのではないか。脇に差すのはどことなく進歩的ではない。そう、人類は日々しんぽしなければならない。携帯電話が技術革命によってそのサイズをどんどん小さくしていったように。
とすれば、実のところ、小さいほうがいいのではないか。大は小を兼ねるということわざがある。これは、大きい物をすればおのずと小さい物もしてしまう、という意味だけれど、技術が革新すれば、小は大を兼ねる、というパラダイムシフトが起こるのではないか。今のこの僕の柔らかいコレは、おっきいのも出せるようになるのではないか。とすれば、8cmは長すぎるだろう。もっと短くなるはずだ。
そうやって短くなっていくと、やがて無になるだろう。今僕にぶら下がっているものは、カタチを失ってゼロになる。そうすると、どことなく女の子にそっくりだ。女の子は、ぼくたちの進化系だったんだ。
女の子たちは、未来の僕たちで、タイムスリップしてここに在る。ないけど在る。ふしぎなことだ。僕たちが提げていた2つの球体は、女の子たちの胸部にその魂を残し、存在を雄弁に物語る。
こうして僕は、どことなく自分の所持物に、自信が持てるようになったが、またすぐに悩む。
平常サイズが8cmもあって辛い。
引用元 http://anond.hatelabo.jp/20140501131204
切実な想いが伝わってくるような伝わってこないような。