■怖い骨
■怖い骨
足の付根の骨が、足を開いた時にボッコリ浮き出てくることありますよね。
コマネチの時に、浮き出てくるあの骨。
ハンマーで叩き割ったら大変なことになりそうで、強く掴んだら引っ張り出てきそうな、あの骨。
あれが、怖くて怖くてたまらない。
グラビアアイドルの写真で、あの部分が浮かんでいた瞬間に、エロい気持ちはどこへやら。
すべての感情が恐怖に支配され、出てくる言葉は「うわっ」だけ。
その後は、その骨が割れてしまう場面を想像して、一人ガクブル状態に移行。
自分のあの骨に触ることすら怖くてたまらず、可能な限り見ないようにしている。
とにかく、浮き出たあの骨が怖い。
この文章をかいている間も、あの骨のことを考えてしまって、全身がゾワゾワ毛羽立つ。
このことを他人に話しても、同意してもらったことが一度もない。
なんで、あの骨が怖くないんだ?
ちょっとのことで、割れてしまいそうなあの骨が怖くないのはなんでだ?
なぜ、あの骨をみて、最悪の結末が頭によぎらないのか?
あ~とにかく怖い。
左右の鼻の穴を隔てる壁が破れたらやばそうとか考えてしまう。