増田さんがころんだ

はてな匿名ダイアリーの不人気エントリコレクションでした

■押し付けの善意は悪意と変わらない

■押し付けの善意は悪意と変わらない

押し付ける側の話をするよ。

当方既婚男性で、職場の新人を好きになった。

が、今の家庭を壊すつもりもないし、その娘にも幸せになって欲しい。

その子が幸せになるために、私がお手伝い出来ることは、社会人一年生としてある種生まれたてのその娘に社会人としてのあり方を教えることだと思い、対応が悪いところや、考え方、メールの書き方などを指摘した。

はじめは真摯に受け止めてくれたけど、徐々にキャパオーバーとなり、コミュニケーションとってもらえなくなった。

やりすぎ(言い過ぎ)かどうかは相手の反応をみながら調整したつもりだが、やりすぎだったらしい。

その娘はメンタルになったわけでもなく、会社に来なくなった訳でも無いが、意図的に私から席を離して、別の上長と何かを会話して私と仕事上も関わらなくなった。

別の上長は優しい。

道筋を示し、困っている時には目先の問題を前後関係を無視して排除してくれる。

進捗フォローもしないし、本人からの打診には応じる。

文章にするとたったそれだけの話。

趣味があったとか、個人的に何度も飲みに行ったり映画に行ったりしたとか、困っている勉強を個人的に教えたりとか結構仲良くやってるつもりだったけど、結局私はやり過ぎて拒絶された。

恐らく、別の上長のように相手に求められた時だけ、その求めに応じるのが押し付けでない善意。

私は、人はそれでは育たないと思っている。

嫌がられようと、本人に悪いところを自覚してもらい、改善させる行為は嫌われる。

しかも、本人のキャパを超えるほどの負荷を与えるやり方は誰も幸せにならない。

他の人がやらず、私にしか出来ないこと。

その娘のために私だけが出来ることをやりたくて、やった結果、失敗して嫌われたという単純な話。

そうなる事は何度も覚悟していたはずなのに、どうしようもなく悲しい。

 

http://anond.hatelabo.jp/20140318101532

 

 

はい。かっこいいですね。